騎士 vs 武士
騎士と武士が戦うとどっちが勝つのか？
掲示板などを見るとこういった内容の書き込みを目にすることがあります。
テレビ番組でも、ドキュメンタリーやバラエティで騎士と武士が戦うとどちらが強いのか、実際に騎士鎧や武士甲冑を着た人が戦ってみるといった試みもされて、どちらが強いのかということを試したりもしています。
そこで、少し騎士と武士が戦うとどうなるのか、色々な意見を参考に考えてみたところ、「騎士が勝つのでは？」という考えになりました。
その理由として、当時の日本人とヨーロッパ人の体格差を挙げることができます。
身長だけをとってみても、ヨーロッパでは男性の平均身長が１８０センチほどで、日本の男性の平均身長は１７０センチほどと身長差があり、体格の大きいヨーロッパ人のほうが力も強くなるため、全く同じ条件で戦うと、体格の大きい方が有利になるといった理由があります。
しかし、これは現代の話で、騎士や武士が活躍した１５世紀や１６世紀では、体格差がそこまで無かったという話もあるため、当時の騎士と武士が戦うといい勝負をしたのではないでしょうか？
また、使用する武器にも注目されます。
騎士の武器はランスや長剣といった、馬上で戦うもの、または片手剣や盾を持ち戦うスタイルを想像します。
一方で武士は槍や弓、刀といった攻撃武器を持って戦うことが想像できますが、盾を持ち戦うという武士は少ない(むしろいなかった？)印象です。
こうした、武器の違いや、武器の違いといった点で「防御と攻撃力を持った騎士」、「身軽で攻撃に特化した武士」といった印象を持ちます。
現代では再現が不可能ですが、「騎士 vs 武士」という異色の対戦カードはこれらのジャンルが好きな人にとって大変興味をそそるものだということはわかりました。